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リングの鋳造が終わり、
業者から戻ってきたリングを
荒磨きしたものです。


 戻ったばかりのものは、
 銀の流し込み口になっている
 湯道のはしがまだ残っており、
 全体的に光沢もなく
 とてもシルバーには見えません。
 (前回のブログの写真と比べてみてください)


完成までは、
ここから何度も磨きをかけていき
綺麗に仕上げていくのですが、
幾つかの工程がありますので、
実はここからの作業も大変です。


まず、 
先ほど書いた湯道を
デザインに沿って削ります。
(右が湯道つきのもの。左が湯道を削ったものです)


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何しろ金属ですから削るのも一苦労。

その後、磁気バレル研磨機を使って、
荒研磨を行います。


IMG_2390


細い模様の彫りなど深い部分は
綺麗にはなりませんので
石鹸をつけた真鍮ブラシで洗います。

すると全体が最初の写真のように光沢を帯びてきます。
( 前回のブログの写真と比べてみてください。)



ここまでの作業工程が荒みがきです。
…この言葉は専門用語ではなく、
       私が勝手に名付けたものです…


もちろん、この状態で出来上がりではなく、
 石の固定、
 鏡面磨き、
 いぶしなど…
これから一個ずつに向き合って、
本格的な仕上げの作業に入ります。



しかし、これらの作業工程は製作者によって変わります。

これはあくまで私のやり方。
もっと効率的で良いやり方もあるのかもしれません。

しかし、こういった作業工程の違いも
出来上がった作品の個性につながっていきます。


 いずれにしても、
 まだまだ一つ仕上げるのに
 時間と手間がかかります。


ですが、私はこの作業工程が

『指のあたりが良くて
 やわらかいラインを持つ
 美しく輝きのある
 私のリングの特徴を作り出している…』

と、考えています。






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