
『パイライト』は硫化鉄です。
和名を『黄鉄鉱 (おうてっこう) 』と言います。
金属光沢があり、濃い真鍮色で金に似ていることから
「Fool's gold (愚者の金) 」と、呼ばれていました。
『パイライト』はクオーツの鉱脈中や
堆積岩、変成岩中、ときには石灰層にも生成され、
世界中で広く産出します。
『パイライト』という言葉は
古代ギリシア語で「火」を意味する "Pyr" に由来します。
これは『パイライト』を鋼でたたくと
火が出るためについた名前です。
また、古代インカ人は『パイライト』を鏡として使っていました。
磨き上げた平面はピカピカしていて鏡の代用になっていたのです。
『パイライト』は、いわゆる宝石とは異質ですが、
独特の存在感を持ち、力強さを感じる石です。
ただし、湿気があると脆くなるので、
温度と湿度が低い場所で保管するのが良いです。


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