銀職人のつぶやき

銀職人松浦仁史の 日々のコト、作品作りのコトをとりとめもなく綴ります。

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随分前からオーダーをいただいていた結婚指輪を製作しました。
オーダーしてくださったのは 毎日お忙しく活躍されているお二人。 ですが、希望をしっかりとお聞きして、 存在感のある指輪をつくりました。
雅楽の火焔太鼓の右側 "月輪•鳳凰" の装飾にもある
"二つ巴" と、私のテーマでもある "渦" を使って デザインしています

 天と地の渦、二つの渦を照応させて  それぞれ一つになる  二つでありながら二つでは無い  本質は一つである…と、いう  『 而二不二  (ににふじ 又は ににふに ) 』
 の、意味を込めています。
  そして、
『お二人の人生がより良きものとなりますように…』   願いも込めました。
 結婚式にも出席させていただきました。  幅広いご人脈と溢れるサービス精神に  心から感動しました。
心を込めて、 「ここまで磨くか !?」と思うくらい、 磨きましたので、 指先でキラリと光るのを見ながら、 目頭が熱くなりました。
それから、オーダーをいただく時には
サイズをお聞きして作るのですが
今回は完成したものを郵送でお渡しして
「サイズがピッタリです。」との返答が…。
だいたい、サイズ直しはあるものなので
私は半信半疑だったのですが、
式の中でお互いの指に指輪が
"スッと" 入っていく場面には
鳥肌が立ってしまいました。


本当に色んな経験を積ませていただきました。
オーダーをいただき、ありがとうございました


 尚、現在は12月の作品展の製作の為、  オーダーはしばらく休止させていただいております  申し訳ございません。

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 現在、12月開催予定の
 夫婦作品展にむけて  作品(リング)を作っております。 最初に石無しのリングをシリーズで
「20個ぐらい作りたいな‥。」
と、頑張っていたのですが、 5個を作ったところで手が止まってしまいました。 (まだ、ワックスでの製作段階です)

 手が止まった原因を考えて
 ちょっとだけ悩みましたが、  似たようなものをたくさん作るのは
  "飽きてしまう"
 と、いうことに気付きました。

しかし、ゆっくり悩んでいる時間は
"もう" ありませんから ここからは、私の好きなものを作ることにします。

写真はカットされた変形の石の
リングのワックス原型です。
こういった作品製作は大変なことも多いけど、
作るのも、出来上がりも、
予想外のものが出来ることがあるので
面白いのです。

『 さぁ! 俺、頑張れ!まだまだ、今から!』
ちなみにnancyは、
準備にほとんど取り掛かっていません。 人の心配をしている場合ではないのですが、 修羅場は見えているので、少し気になります。


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これは、随分前からオーダーいただいていた K18(18金)のリング製作で出た "削りカス" です。  
いや、これも "金粉" でしょうか…。

 金相場は、2024.5/27現在、  1gが ¥13,000くらい…  私が彫金を始めた頃の1993年は
 1gで ¥1,400程度でした。
 30年も経てば当たり前かもしれませんが、  こんなにも値上がりしています。 したがって、削りカスとはいえ貴重品。  集めて保管をします。


私にとって、
金は費用がかかりすぎるので
作品展用の製作の素材には使っていません。

しかし、銀も金ほどではありませんが、 値上がりが続いています。 材料費の値上がりには本当に困っています。
金属だけでなく、石も値上がりして、
品質の良いものが手に入りにくくなっています。 お手持ちの貴金属と石は大切にしてください。
お手元にある私の作品も同様に…
よろしくお願いいたします。
※年末の作品展準備のため、ただいまオーダーは受け付けておりません。  

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