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彫金製作でワックなどを削っていて、
カッターナイフやヤスリなどを使うのですが、
時々 … 、何故か … 、
懐かしい気分になることがありました。

その理由に、最近、気がついたのです。


 と言うのも、
 中学生の頃でしょうか …
 私の実家から、
 ひたすら、長〜い長〜い、上りの坂道を
 1時間くらい自転車で登って、
 " 白竜湖 "というダムによく行っていました。
 そこで、ルアーフィッシングをしていたのです。

 最初に紹介した写真は、
 当時市販されていた、バルサ製のルアーです。

 … ブランド名が " バルサ 50 " 。
  使っていたので傷の補修もしていますね 、
  これは、大人になってから買いました。…
 
 当時、とても憧れたルアーでしたが、
 中学生だった私には高価で買うことができませんでした。

 そこで思いついたのが "自作" です。

 "バルサ" という柔らかい木材を、
 カッターナイフで切って
 ヤスリで削って作っていました。

 今回、その自作ルアーが残ってないか、
 古いタックルボックスの中を探してみたのですが、
 10個以上は作ったであろう自作ルアーは
 どこにもありませんでした。

 そのルアーで釣った記憶もないですから、
 きっと捨ててしまったのでしょう。


釣りにはまったく貢献できなかった
ルアー製作と出来上がったルアーですが、
"その費やした時間" は、
こんな風に "今" に繋がっているようです。


あの頃は、全く想像もしなかったことですが … 。



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