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制作中のバックルです



夜せっせと作品をつくりながら
頭の中で
彫金に出会ったきっかけを思い出してみました。


直接関係あること…
ないこと…

思いつくまま書いてみようと思います。



その1…

20数年前…
東京から広島にもどってきました。
正直大都会から田舎暮らし…
当然のことながら、
しばらくしたらすっかり退屈してしまいました。

そんな時、手にしたのが
風変わりなオジさんが企画した
「豊田勇造ライブ」のチラシ。

こんな田舎でライブ?と驚きました。

豊田勇造さんのことはその時まで
まったく知らず、
かつて何枚かレコードを出したらしいという知識だけで
興味本位で出かけました。



藁葺き屋根の日本家屋で行なわれたライブ。

客はあぐらをかいたり
縁側で外を眺めたり、
目を閉じてジ〜と聞いていたり、
それぞれが気ままなスタイルで
歌い手とのバランスを保ちながら自由に歌を聞いていました。

また、
歌い手は20人くらいの客を前に
マイクなしで語るように、
ときに激しく歌っていました。

ステージは畳、ライトは蛍光灯。
歌い手も客も境がありません。

ライブの後は皆で宴会。
歌い手も、客も、主催者もそのまま酒を酌み交わしたのです。

何だ?これ…

表現すること、
そしてその方法や手段。
集まった人、
そしてその場が持つ力。

なにより
こんな田舎だからできること。


今までにない体験で衝撃の一夜となりました。


<続く>


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