『ヘマタイト』は鉄の含有率が約7割と高い
鉄の鉱石鉱物なので、
ギリシャ語で赤い血を意味する "haima" から
名前が付いています。
とても一般的な鉱物で、
カボションを研磨すると
水銀のような銀色の金属光沢を発しますが、
薄いプレートに研磨すると
透明度のある血のような赤色になります。
また、粉末状の『ヘマタイト』は
赤い色素として使われています。
また、古くは鏡に使われていたことから
『スペキュラー・ヘマタイト ( 鏡鉄鉱 ) 』とも言われています。
また、体力や精神力を保持して
自信をつけることと言われていたので、
持ち主を守護する戦士のお守りとされていました。
ピカピカに磨かれた石を見ていると
まわりのものを映し出すので
とても神秘的な気持ちになります。
また、金属光沢がシルバーとの絶妙なハーモニーを生み出すため
不思議な存在感のある作品に仕上がります。