銀職人のつぶやき

銀職人松浦仁史の 日々のコト、作品作りのコトをとりとめもなく綴ります。

2020年01月

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彫金製作でワックなどを削っていて、
カッターナイフやヤスリなどを使うのですが、
時々 … 、何故か … 、
懐かしい気分になることがありました。

その理由に、最近、気がついたのです。


 と言うのも、
 中学生の頃でしょうか …
 私の実家から、
 ひたすら、長〜い長〜い、上りの坂道を
 1時間くらい自転車で登って、
 " 白竜湖 "というダムによく行っていました。
 そこで、ルアーフィッシングをしていたのです。

 最初に紹介した写真は、
 当時市販されていた、バルサ製のルアーです。

 … ブランド名が " バルサ 50 " 。
  使っていたので傷の補修もしていますね 、
  これは、大人になってから買いました。…
 
 当時、とても憧れたルアーでしたが、
 中学生だった私には高価で買うことができませんでした。

 そこで思いついたのが "自作" です。

 "バルサ" という柔らかい木材を、
 カッターナイフで切って
 ヤスリで削って作っていました。

 今回、その自作ルアーが残ってないか、
 古いタックルボックスの中を探してみたのですが、
 10個以上は作ったであろう自作ルアーは
 どこにもありませんでした。

 そのルアーで釣った記憶もないですから、
 きっと捨ててしまったのでしょう。


釣りにはまったく貢献できなかった
ルアー製作と出来上がったルアーですが、
"その費やした時間" は、
こんな風に "今" に繋がっているようです。


あの頃は、全く想像もしなかったことですが … 。



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東広島にあるレストラン "欧風食堂ブーゲン" 
私とnancyのお気に入りのお店です 。


私たちがココを訪れたら、
外の景色がよく見えるテーブル席ではなく、カウンター席に座ります。
オーナーシェフとパティシエの奥さんがテキパキと働く様子を見ていると
何だか気分が上がるからです。


さて、" 寺西宣伝社 "というチンドン屋さんのリーダーでもある
音楽好きのオーナーは
ノンジャンルで様々な音楽を店内で流しています。
それもこのお店が好きな理由です。

また、店内に飾られている沖縄の三線は
お店を開店する前にご夫婦で熱心に演奏もされていたようで、
店名の "ブーゲン" は『 語感が良いからつけました。』と言われてましたが、
沖縄で咲く "ブーゲンビリア" からとっているらしく
『 沖縄 愛・三線 愛 』が感じられます。

これは勝手に思ったことですが、
"ブーゲンビリア" の花言葉は「 情熱 」と「魅力」。
まさに "ブーゲン" は、
魅力的なオーナー夫妻が情熱を持って作ったお店。
「ぴったりの店名だな …。」 と、思いました。


… 話は戻りますが、
カウンターに座ると目の前に見えるのが、
綺麗に重ねられたお皿たちです。
その中で異彩を放つ大皿が数枚あり、先日作家さんは誰なのか尋ねました。

すると予想通りで、" 無限窯  三上 貴史 " さんのお皿でした。
彼とは、数年前にグループ展でご一緒したこともあり、
私たち夫婦は作風や人柄が大好きで、いくつか作品を持っています。

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そんな、"大好きなお店" に先週行ってきました。
2020年 "初・ブーゲン" です。
そして、今年も変わらず笑顔で迎えてくれました。

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写真はパスタランチ 1,180円にプラス300円でつけてもらった
デザートの "クレーム・ブリュレ" 。

美味しい料理とともに、気さくな会話も楽しませてもらいました。


















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バロックパールを使ったリングの ( 後編 ) です。


作品展の製作に追われて ( 後編 ) を書くことができませんでした。

 …変なタイミングですが、
  ( 前編 ) 2019年 2月12日のブログと
  合わせてみていただけると嬉しいです。…

( 後編 )は、ワックスにシルバーを流し込んだ、
いわゆる「鋳造」したものが戻ってきたところから始まります。




ワックスの時に綺麗にしていたつもりでも、
表面がザラザラしています。
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シルバーを流し込んだ湯口も残っています。
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これを荒目のヤスリで削ります。
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刻印を打ちます。
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バレルという機械に入れます。
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そうすることで、表面の荒磨きをしてくれます。
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パール固定用の芯をリングの本体にロウ付けします。
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芯がつきました。
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酸洗いをして汚れを落とします。
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磨き作業に入ります。まずはリューターで。
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次にヤスリを使います。
リューターもヤスリも
目の荒いものから3〜4段階に、
順番に目の細かいものへと使っていきます。
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最後にバフをかけて仕上げます。
これでやっと、表面がピカピカになります。
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バロックパールの本体裏側に穴をあけます。
さらに接着剤をつけます。
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パールを接着すると出来上がりです。
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 ※実はこのリングは工程を説明したリングとは違います。
  完成品の写真を撮り忘れていました…。すみません。



こんな感じでいくつもの工程を経てリングが完成します。
(厳密に言えば、これでも少し説明を省略しています)

見ていただいた通り、ほぼ手作業です。
我ながら『よくやるな … 。』 と、思います。

 しかし、磨きの作業を丁寧にすることで、
 指に当たりの良いリングとなり、
 私の作品の大多数の特徴である、
 滑らかな曲線が作られます。



興味を持っていただけたのか … 、
このようにまとめてみてから少々不安になっておりますが、
お付き合いくださり、ありがとうございました。





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あけましておめでとうございます。


昨年、慌ただしく駆け抜けた "12月" 。
後半の数日、駆け足で東京に行ってきました。

写真は渋谷駅にある、
岡本太郎作の『 明日の神話 』です。

山手線と井の頭線の連絡通路にあるこの作品。
圧倒的なスケール感で表現された力強いメッセージ。

人類の明日を左右する原爆の恐ろしさを
改めて考えました。

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こんな素晴らしい美術作品が、
日常の何気ない場所に存在している東京。

想像以上の迫力でしたので、正直驚きました。



さて…、
そんな私たちですが、
正月早々、nancy ともども風邪でダウン。
休めるのも今のうちなので、
ゆっくりしようと思います。

そしてぼちぼち動き始めます。





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