銀職人のつぶやき

銀職人松浦仁史の 日々のコト、作品作りのコトをとりとめもなく綴ります。

2019年08月

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広島市西区天満町の祭り"天神さん"は、その年最後の広島市内での夏祭りです。
毎年は、8月24日、25日に開催されます。


そして別名「太鼓が響く夏祭り」と言われるように
たくさんの太鼓のグループが演奏します。

この祭りに今年も和太鼓に混じって
アフリカの太鼓"ジャンベ"のグループ
「水木ジャンベ(PICOパーカッション)+ダビット・シラ他」が
24日の夜に出演します。

ちなみに私もメンバーに加えていただき、演奏をすることになりました。

タイムスケジュールなどはよくわからないのですが、
天満公園のステージと天満町の一部が歩行者天国となり、
そこで演奏します。

街中に太鼓の音が盛大に響きわたり、なかなか迫力があり、
「広島にこんな祭りがあったのか!!」と驚かれる方もいらっしゃいます。

詳しい案内ができなくて恐縮なんですが、
お時間がありましたら、ぜひお立ち寄りください。
私の演奏はともかく、
躍動感のある素晴らしい演奏をまじかに観られるチャンスです。

また、雨が強く降ると
演奏が中止になる場合があるそうです。


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今日は、私の "バングル" の話を少し …



私が持っている "バングル" は、" 4個 " 。

タイを旅して手に入れたもの。
バリ島で見つけたもの。
nancyにもらったもの。
そして、自分で作ったものです。

高価なものではありませんが、
それぞれに思い入れがあって、
出かける時にはその中から 1〜2 本身につけています。



私が "バングル" を身につけるようになったきっかけは。
ライブを観に行った、あるミュージシャンの言葉でした。

彼はステージ上で、
「 腕時計をはずして、"バングル" をつけて、旅に出よう !! 」
と、人生と旅の話を始めたのです…。

… 30年くらい前の話です … 。

私は今、旅をしているとは言えない人生ですが、
この言葉は、今も私の心の片隅に残っています。




数年前、これは雑誌で見たのですが、
腕にジャラジャラと "バングル" をつけた、
" 世界中を飛び回る、仕事のできる男 " の、一言 … 。


「初めて訪れた土地では "バングル" を買い、身につける。」
「 "バングル" は、仕事と旅の " 象徴 " 。」と… 。


『 カッコイイ !! 』
『この言葉はいただきだ !! 』と、咄嗟に思いました。


さっきも書いたように、
私は今、旅をしているとは言えない人生ですが、

『 "バングル" を ジャラジャラ つけたらイイ感じなのではないか ? 』
と、思いまして、
持っているすべての "バングル" を腕にはめて、
街にくり出してみたのです。


… ところが、腕が重くて … 、重くて …、


『 " カッコイイ " は、" タフ " でなければ出来ないな … 。』
と、早々に断念しました。


… 体力のない私には、とても無理でした … 。


高級腕時計を買えるような " 仕事のできる男 " にもなれず、
ジャラジャラと、"バングル" をつけるような、
オリジナルな自己表現も出来ません … 。

自分らしい " カッコイイ " は、難しいです。

私の中途半端な人生は、なかなか変わりません。





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今回は作品展などでよく聞かれることをまとめてみました。



Q . なぜ彫金を始めたのか?

A.
タイへ旅行に行った時、チェンマイのナイトバザールでみた
シルバーのジュエリーに興味を持ちました。
帰国してしばらく経ってから、
たまたま通りかかった彫金教室のアトリエを見つけ、
そこで勉強させてもらいました。



Q.  リング1個作るのにどのくらいの時間がかかるの?

A.
彫金用のワックスを削って4〜5時間。
鋳造してもらったものをさらに磨き上げるのに3〜4時間。
作業はそんなものですが、
デザインを考えたり、鋳造の手配をしたり、するのに時間がかかります。



Q.  作品の特徴は?

A.
なめらかな曲線を意識しています。
一見、ゴツゴツしている作品もしっかりヤスリをかけて、
エッジを取り丁寧に磨き上げることで、
なめらかで柔らかい曲線が出ます。
そして何よりつけ心地を一番に考え、肌に触れる部分は
特に丁寧に仕上げています。



Q . デザインのヒントは?

A.
その時に興味を持っているもので変わってきます。
今は、水、渦、音楽、アフリカ、龍など …
先日、京都の建仁寺で観た双龍図には
かなり影響を受けていると思います。



Q.  金運は上がりますか?

A.
運気が上がる下がるは本人の努力次第だと考えています。
しかし、身につけるものは時として勇気や自信を与えてくれます。
私も作品も身につける人の心にパワーを与えるとこができたら … と
思っています。



ここから先の話の続きは、会場にて …


そんなわけで作品作りは進んでおります。
誰かにお届けするために
一つ一つ丁寧に作っています。







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