銀職人のつぶやき

銀職人松浦仁史の 日々のコト、作品作りのコトをとりとめもなく綴ります。

         
  IMG_1578

"ラリマー" は、比較的最近発見された石です。

 "ラリマー" は通称名で、
 正式名称は "ブルーペクトライト"と言い 、
 鉱物種は "ペクトライト" とです。

1974年にドミニカ共和国で発見され、
この海を思わせる美しい水色が注目を集めるようになりました。
別名、"ドルフィンストーン" とも呼ばれます。

 
 "アンバー" "コンクパール" とともに、
 『 カリブ海の三大宝石 』と言われ、
 ブルーが濃く鮮明なものが高品質だと言われています。



"ラリマー" は、
愛と平和を象徴する石として
とても人気の高い石です。

大きな慈愛と安らぎと調和をもたらしてくれると言われ、
この石を持っていると、
人と人とのつながりを豊かにしてくれるそうです。


( 地球のような … 、)
 何か、大きなものに、
 包み込まれているような … 。
 そんな、イメージ … 。


女性に好まれる優しい石です。
手にとっていただきたいなと思います。



広島ブログ       

IMG_1652



"アマゾナイト" は
アルカリ長石に属する、
"マクロライン (微斜長石)" という鉱物です。


"マイクロライン" は、
窯業(ようぎょう)原料や研磨剤として利用されるのですが、
その中でも結晶中の鉛と水が反応した結果、
不透明に近い青緑色になったものを
"アマゾナイト" と呼び、宝飾の石として使われます。


 南米のアマゾン川のイメージから
 "アマゾナイト" と名付けられましたが、
 その周辺では産出しません。
 ちなみに和名は、『 天河石 (てんがせき) 』です。


"アマゾナイト" は、
ある一定の方向に割れやすい性質、
『 劈開 (へきかい) 』があるため、
衝撃や急激な温度変化にとても弱い石です。
ですから、扱いには注意が必要です。




 この石はそんな繊細さを持っていますが、
 心を落ち着けてくれる独特の "色" を持っています。
 感情的ないざこざやトラウマからの回復を助けるとも言われ、
 癒しの石としても有名です。




自分の手にとって … 、

 深い川の色を映し出したような
 綺麗な青緑色を見ていると … 。

「 なるほどな …。」

その、"色" に吸い込まれるように、
いつまでも、見てしまいます。


広島ブログ                
  

IMG_1556

"クオーツ (水晶)" の中に
"ルチル (チタンの酸化物)" が入ったものを
"ルチルクオーツ" と言います。


 この石は、赤・黒・または真鍮色の
 金属光沢がある針状の結晶を内包しています。


別名は、 "エンジェルヘアー (ANGELHAIR)" です。

 
 金色の髪の毛が結晶の中に封じ込められているように見え、
 光があたると美しく輝いて見えることから、
 こんな、ロマンティックな名前がついたのでしょう。


 

全ての石に言えることなのですが、
同じ種類の石は、一見、同じように見えますが、
『 ジ 〜 ッ 』と、手にとって見比べてみると、
一つ一つ違うし、全く同じものは無いのです。

"ルチルクオーツ" はその中でも違いがわかりやすい石です。

それでいて、角度を変えたり向きを変えると、
全く違う表情を見せるので、
見ていて飽きることがありません。

まさに、世界で一つの "私の石" 。
そんな気持ちになります。



彫金を始めて間もない頃 … 、まず、私は、
"ルチルクオーツ" のリングを作りました。

当時、周りの作家さんがよく使っていたので
憧れていたのでしょう … 。

 "ルチルクオーツ" は生命力があり、
 疲れたときに持っていると良いと言われています。

 私もこの石を手に取ると、
 元気になるような気がします。
 
 それは、初心に戻るような気持ちに、
 なるからかもしれませんが … 。

あくまで個人の印象ですけど、
作品を作りたいと情熱を燃やしていた頃を思い出す、
今でも作品によく使う、大事な石の一つです。




広島ブログ                
 

このページのトップヘ