銀職人のつぶやき

銀職人松浦仁史の 日々のコト、作品作りのコトをとりとめもなく綴ります。


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「ファイアーアゲート」は潜晶質石英からなる「カルセドニー」に属しています。
石の色はオレンジ色から褐色で、その中に虹色効果が見られます。
この特有のイリッデンス(光に当てると虹色に輝く遊色効果)は
石英に含まれる鉄酸化の層が原因です。

写真にある「ファイアーアゲート」もパッと見ると石らしくありません。
キャラメルのような色で、「なんだこれ?」と手にとって動かしてみると、
石の中に虹色が見えるという変った石です。

本によると、”強い防御機能があり、
特に他人の邪神から守ってくれる石”だそうです。

念のために今回も書いておきますが、
私自信はストーンヒーリングについて専門家から学んだことはありません。
けれども雑学として、
石や私の作品に興味を持っていただく「きっかけ」になれば良いなと思い、
信頼できる方の本から引用してここに書いています。

さて、話は変わりますが、
私は30歳の頃、モノづくりをはじめました。
20代は見る側にいた人間。
いつか何か表現できる側に行きたいとずっと思っていました。
そんな中、彫金の世界と出会い、
フラフラしながらもなんとか続けて20数年になります。

最初は表現手段だったモノづくりですが、
最近、少し違った気持ちでモノづくりをするようになりました。

私が創ったモノは、できた時が完成ではなくて、
使っていただくうちにどんどんその人のモノになり、変化していきます。
作品を買ってくださった方に、数年後の作品を見せてもらうことがあります。
すると驚いたことに、大切に使ってもらっているモノ程、
印象が変わっていて、その方のモノになっていているのです。

ですから、
作家としては作品への愛情もありますが、
バトンを渡すような気持ちも少しあります。

手にとっていただき、
何か感じてもらったら、
ご自分の作品として仕上げていただきたい…
そんな気持ちもあるのです。





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「アゲート」は
古代にこの石が採れていたと思われるシシリー島のアケーテス川の名に由来します。
和名を「瑪瑙(めのう)」といい、日本も産出国の1つです。
また、古代中国では「馬脳」と呼ばれていました。
それは馬の脳に模様が似ていることからきています。
この石は「カルセドニー」と同じ仲間です。
両者の違いは、「アゲート」は石の内部が不均質で縞模様を持っていることです。

「アゲート」は古くから世界の人々に親しまれてきました。
例えば古代ローマでは"土を守るため"に重要なものとされ、
指輪や腕輪として身につければ
庭師であれば、庭に花が咲き乱れ…
農夫であれば、収穫が好転するだろう…と信じられてきました。

また、あらゆる地域で
持ち主を危険、不調和、臆病、不眠、悪夢、邪眼
そして弱った新陳代謝からも守ってくれるという
多才なパワーがあると信じられ身につけられました。

「めのう」は私たちにとって比較的手に入りやすい石です。
現代でもお守りとして身につける人もいらっしゃいます。
でも、もっと身近になってもいい石ですね。



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「カーネリアン」は和名を「紅玉髄(べにぎょくずい)」と言い、
鉱物種「カルセドニー」の
フレッシュ・レッドからブラウン・レッドの変種です。

名前は果実(kernel)のできるサクランボの色に似ていることに由来しています。
そして、赤みがかかった色は鉄の含有によるものです。

昔は血の流れを鎮め、熱を醒ます効果や
怒りを静める効果があると信じられていました。

また、メソポタミア、古代エジプトの遺跡からも
「カーネリアン」を使った装飾品が発見され、幸運のお守りとして人々に愛されてきました。

特に有名な話で、
ナポレオンが「カーネリアン」で八角形の印章を作り、生涯身につけていたと言われています。
この紅褐色の色には
勇気と行動力を引き出してくれる効果があるのかもしれません。


話は変わって…
私はアクセサリーの中でもリングを作ることが好きです。

リングは常に目で見てながめたり、手で触れたりできます。
そのうち、人とリングとが相互作用を起こします。
その変化を見るのは、製作者として楽しみです。

では、どれを選ぶか…
感じ方は人それぞれなので、
手にした時の直感で選んでいただければ、
それで良いと思います。








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